水回り探検記

主にパブリックの水回りについて紹介しています。

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千葉県市川市某商業施設3Fのトイレvol.3-フードコート近くのトイレ

こんにちは。水回り探検です。いつも当ブログをご覧いただきましてありがとうございます。

 

今回は、前回に引き続き千葉県市川市某商業施設の3階のトイレをご紹介したいと思います。

 

 前回・前々回の記事は下のカードからご覧になれます。

mizumawari-ex.hateblo.jp

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今回ご紹介するのは、フードコートに近いトイレです。

ここのトイレは記憶が正しければ2019年12月頃に改修されました。改修前は動画の切り抜きと自作図面で紹介します。

 

目次

 

 

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記憶を基にした自作トイレ内案内図

改修前は、入って左手前に洗面器、左におむつ交換台、左奥に小便器、右奥に個室がありました。

 

洗面器(改修前)

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前々回紹介した箇所の洗面器

残念ながら写真はありません。わかりやすいように、ほぼ同じ仕様の前々回紹介した箇所の写真を挿入しました。

洗面器は、メーカー不明(おそらくTOTO)の型番不明のアンダーカウンター式の楕円形のものを2台使っていました(おそらく前々回紹介した箇所のトイレと同じ)。

しかし、右の洗面器はカウンター天面の開口部形状と合っていなかった(少し大きかった)ので、後年に取り替えされていたのかもしれません。

水栓は左で台付自動水栓 アクアオート(型番不明、割と最近のもの)を、右でメーカー不明ハンドル水栓(前々回紹介した箇所のものと同じ)を使用していました。

水石けん供給器も併設していたと思います。

手すりの併設はなかったです。

 

洗面器向かって右後ろの壁にはベビーシートがありました。目隠し用カーテンも併設されていました。

 

向かって左後ろの壁には三菱電機のジェットタオルがありました(多分前々回の箇所にあったものと同じ機種)。

 

小便器(改修前)

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ほぼ同じ仕様の、前々回紹介した箇所の小便器

こちらも写真は使いまわしです。器具の順番はこれとは逆で、小便器はTOTOの壁掛ストール小便器(大型)U370を入り口から見て手前に3台、ストール小便器(中型)U307を1台設置していました。

洗浄は自動フラッシュバルブか、隠しハイタンクによる連立一斉洗浄でした。

この写真だとよくわかると思うのですが、濡れモップでの清掃でタイルが湿っていて、きれいという印象からは程遠いトイレでした。

 

個室(改修前)

個室は2室ありました。手前から洋式個室、和式個室でした。

 

手前の個室

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手前の個室では、TOTOの床置床排水大便器 C21Nを使用していました。洗浄装置は、TOTOの自動フラッシュバルブ(右給水用) TEF62R系(推定)を使用していました。

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便座は15ウォシュレットBV2 TCF2221Eを便ふたを外した状態で使用していました(スペーサーは未装着)。ウォシュレットBVは同デザイン系統のSBやPよりもボタンの部分の表面が摩耗している個体が多く見受けられますね。

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ペーパーホルダーはパルプテックスのA-1ホルダーを2段重ねで使用していました。
コンビのベビーキープ、幼児用便座の備え付けがありました。

奥の個室

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奥の個室では、TOTOのトラップ着脱式和風床下給水便器 C129を使用していました。樹脂製トラップが少し欠けていました。

 

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洗浄装置は、TOTOの自動フラッシュバルブ(右給水用) TEF62R系(推定)を使用していました。タッチスイッチ式でした。

 

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ペーパーホルダーはパルプテックスのA-1ホルダーを1台使用していました。

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ここからは改修後です。

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トイレ案内図

中の配置がかなり変わりました。

洗面器(改修後)

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全体像を撮っておらず見づらくて申し訳ないです。

洗面器は、メーカー不明の樹脂製カウンター一体型のものをドライスペースを挟んで2台使用しています。アイカ工業の「アイカスタイリッシュカウンター」に似ていますが、深さやオーバーフロー穴の有無に一致するものは見つかりませんでした。

水栓は台付自動水栓 アクアオートのTENA12A系(推定)を使用しています。電気温水器と組み合わされているようで、程よい温水が出ます(温水運用期間は不明)。

TOTOのオートソープディスペンサー 自動水石けん供給栓(台付、ムース状、タンク補給) TES131系(推定)も設置しています。

右には手すりの設置があります。下はキャビネットになっています。

中央にはTOTOのクリーンドライ高速両面タイプ TYC411W系が設置されています。なぜこの時期の施工でTYC420系ではなくTYC411系が採用されたのかは不明です。

このあたりの構成は、柄などが違うものの前回紹介した箇所と同じ仕様ですね。

 

小便器(改修後)

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小便器は、TOTOの掃除口付壁掛壁排水自動洗浄小便器 (AC100Vタイプ、除菌水タイプ、大形、低リップ) US900JCSを2台使用しています。

床材には、TOTOのハイドロセラ・フロア PU(厚型)(推定)を2枚使用しています。

各便器右にフックがあります。手前(左)には手すりが併設されています。

改修前は4台あったので、半分に減ってしまいましたが、何回か訪れた中で混雑していたことはなかったので、問題なさそうです。

 

個室(改修後)

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改修後も変わらず2室ありますが、2室とも洋式化したほか、個室の配置が縦から角の配置に変わりました。奥行きが減ったので、以前よりトイレ内全体が狭くなった印象を受けます。

右の個室

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右の個室では、TOTOの左掃除口のパブリックコンパクト便器・フラッシュタンク式 CFS497BLC(SP496BAY+CS497BLCD)を使用しています。この個室の場合便器の右よりも左のほうがスペースがあるので、左掃除口タイプの導入で異物除去の作業がしやすくなっていますね。

洗浄は、壁のエコリモコンまたはタンク右のレバーで洗浄できます。洗浄についての案内ステッカーが貼ってありますが、前回ご紹介した箇所と同じく内容はなぜかオートクリーンC用のものとなっています。

便座は、便ふたなし仕様の、TOTO 18ウォシュレットPS2A TCF5533ADP(推定)を使用しています。

個室内には、TOTOのベビーチェア YKA16Rを併設しています。

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手すりの併設はなかった気がします。

ペーパーホルダーはTOTOのスペア付紙巻き器 (横型ロングタイプ)YH163RSを使用しています。

便座クリーナーはシーバイエスのものを使用しています。

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フックはドアと便器向かって左の壁にあります。

またライニング上にも物が置けます。少し手前のへりが盛り上がっているため、転がり落ちにくいです。

ロックは2ロックです。

左の個室

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左の個室も、TOTOの左掃除口のパブリックコンパクト便器・フラッシュタンク式 CFS497BLC(SP496BAY+CS497BLCD)とウォシュレットPS2Aを使用しています。こちらはドアが引き戸になっていますね。他の器具も隣と同等ですが、こちらには、ちらっと写ってる手すりのほか、

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TOTOのベビーチェア(平面設置タイプ) YKA15Rと、ベビーシート YKA24Rが設置されています。

こちらはツーロックではないですが、座ってる子供から微妙に届きそうで届かなそうなので大丈夫かもしれません(?)。

評価

きれいさ(清掃状況):★★★★★
においのきれいさ:★★★★★
設備の充実度:★★★★★
混雑度:■■■□□
 

まとめ

やはりきれいなトイレはいいですね。連立一斉洗浄から個別になったのは大きいです。ただ規模が全体的に小さくなってしまった感はあるのでそこはちょっと残念です(実用上の問題はないと思われますが)。

こちらは前回ご紹介した改修箇所と違って、便ふたなし仕様のウォシュレットが入っているので、清掃性が高そうです。

 

次回も引き続き当施設のトイレをご紹介するのでよろしければまたご覧ください。次回で素材が尽きるのでこのシリーズの最終回になります。

 

感想や指摘等ありましたらお気軽にコメントをお願いします!

ではまた次回の更新でお会いしましょう(^^)/~~~

 

※記事内の情報は原則として撮影・取材当時のものです。ここでの情報を参考にされる方は、現在の状態とは異なることがあることをあらかじめご留意ください。